「ハァ…ハァ…
佑樹歩くん速いわ!」

「ハァ…俺を置いて行っちゃダメだろー?
千尋は放置されるのが好きだからいいけど。」

「そうやで!
…ん?
おかしいおかしい、そんなわけないやろ!」

「アハハッ
バカだバカ!」

「なんやと!やる「で、どこに行きたいんだ?」」

「えっ?

…あぁ、ブーツがほしいねんけどなどっかえぇとこ知らん?」

「それならMonotoneがいいんじゃないか?」

「せやな、ほな行くでー!」


「千尋ー
いいのあったか?」

「まだ来たばっかやんけ!
ブーツ見てすらないわ!」

「はやくしろよなー」

「だからー!」

「俺むこう見てるから終わったら呼べよ。」

「はいよー」



…なんでこんなところにいるんだ?
…それに、そいつは誰なんだ?
…用事ってこのことだったのか?


……亜弥…



「佑樹ー!
決まったでー!」

「うるせぇよ千尋!

佑樹行くぞー」

「……あぁ。」



亜弥、俺から離れて行くなよ…。
頼むから俺の傍にいてくれよ…。