冷たい風に運ばれた君の旋律 追いかけても掴めない 僕は無力

雲に隠された夜空 闇に飲み込まれた街 誰も通らない寂しい道
君の旋律はどこで待っている?

いつから星は僕らの前から消えたんだろう いつからこんな静かな夜になってしまったんだろう

僕は君の想いを聞きたい 君以外何も要らないから教えてほしい 君の想いを
雪に覆われた街 淡い街灯の光りだけが街を照らす 静寂に包まれてる道路
僕の旋律は何処に消えた?

いつから月は僕らから去ってしまったんだろう いつから雪は降り続いてるのだろう

どのくらい君の旋律を探したんだろう
初めて口づけした場所 僕と君が見つけた湖 2人だけの思い出の数々を
「愛してるよ」 それしか想いが言えない

湖の中に光るもの 僕は掬(すく)った
風と共に静かな夜空に向かう旋律 僕から離れていく
君の旋律 光り輝く星になり 街を照らす

静かな夜に響く君の旋律
輝く旋律に隠された君の想い

雪が降る 雪は僕の涙
やがて僕の旋律は君の旋律と交じり合う 月となる