壁超しであなたと背中を合わせる
泣きたい気持ちを抑えて あなたにもらったネックレスを握りしめて

ずっと二人で笑い合えると信じてた 信じたかった離れ離れになるくらいならあなたとの思い出をすべて忘れてしまいたい

行かないで そう言いたいのに言葉が詰まる
もう遅いって知ってるのにそれでもあなたに伝えたい


壁超しで話すあなたの声がいつもと違うのには気づいていた
でも泣くのを抑えるしかできなかった

二人で一緒にいられると信じたかった
でも私の願いはあなたには届かない お互いのことを知りすぎたから

傍にいて 私の想いはいつになったら届いてくれるのかな
離れ離れになってやっと届くのかな

あなたの背中を追いかけて行きたい だけど足が震えて動かない
行かないで
どんなに泣いてもあなたはもういない