スサノオはサタンに馬乗りになって、殴った。



サタンに反撃する力は無くなっていた。


スサノオが田母神を見て言った。


「早く封印しろ」



田母神は壺の口をサタンに向けた。



サタンが口に吸い込まれていった。



サタンは最後の力でスサノオの胴にしがみついた。



スサノオはその手を剥がそうとしたが、離れなかった。



田母神が叫んだ。



「まだか!」



スサノオは手代木から離れた。



サタンとスサノオは壺の中に吸い込まれた。



田母神が壺に蓋をして、封印した。