開国維新の洋魔戦記

サタンは飛び回るフスミ神に口から黒い火を吐きながら、足下から攻撃するスサノオやオオクニに蹴りを入れた。



スサノオとオオクニは蹴りで吹っ飛ばされた。



手代木は思った。


『強すぎる』



フスミ神も黒い炎を避けていたが、サタンの右手につかまってしまった。



手代木が叫んだ。



「フスミの実体化を解け」



末永は間一髪でつかまらずにすんだ。



サタンが笑いながら言った。



「お前達の力はこの程度か。

弱すぎるな」