開国維新の洋魔戦記

体内にスサノオを取り込んだ手代木は、跳躍力がすごいので地上から追いかけているのだがフスミが空を飛ぶのにけっこう楽についていけた。



末永がその様子を見て言った。


「結構、やるじゃないか。

急ぐぞ」



フスミの飛行速度を上げた。



兵部卿の屋敷が見えて来た。



官憲達が屋敷を取り囲んで、突入する準備をしているのが見えた。



田母神もその中にいた。