馬車が止まった。


後ろの扉が開いた。


開けたのは別な堕天使だった。


扉の外には、堕天使達がうろうろしていた。


屋敷を警備しているようだ。


警備隊長は、堕天使に手代木の縄を渡すと、いつもの牢に入れておくように命令した。