□ □ □ 「篠加羅!お前また遅刻かっ!」 「・・・・・・・・・・・・」 月曜。 結局、俺は疲れが取れなかったのか寝坊し、現在4時間目の数学中に登場した。 「カラスーぅ、夜中までなにやってたんだ?」 笑う友人が目に入り、俺も笑い返す。 「何もしてない」 「本当か?」 ざわり、と騒がしくなってきたクラスを静める先生。 席に着いたとき。 (あ、) 授業中なのに、廊下を歩いている黒い生徒。 (黒猫さん) はたと目が合う。 少しだけ、黒猫さんが笑った気がしたから、俺も笑い返した。