黒猫さんは、俺を見上げる。 俺は、黒猫さんを見下ろす。 黒猫さんは色々なものを沢山背負っていて、全て溢さず笑っていた。 誰にも分からないような仮面を被って、一人で抱え込んでいた。 そんな全てを背負い込んだ黒猫さんを全部抱え込めるかって言われても、分からない。 でも、君が沢山笑うように、頑張る。 黒猫さんが色々教えてくれた事の代わりに、俺は黒猫さんを笑わせてあげたい。 君は、恩をちゃんと返す人なんだ。 そうだろう?黒猫さん。 【カラス君と黒猫さん】 END.