アオイハル




このときは、わかんなかった。


ジュニアの顔が、なんで真っ赤だったのか…。



「俺と付き合って!」

「あー、いいよー。どこに?」

「だからちげーよバカか!」

「付き合えって言われたからどこに?って言ってどこにバカ要素があるわけ?まだ根に持ってんの、EnglishのPoint負けたこと!」

「発音だけはいいんだな」

「だけとはなんじゃ!」


「あーもう!真剣に聞いて!」


そういわれて、素直に真剣に聞いてみると、どうやらジュニアはあたしに告白をしているらしい。