「由宇くんっ!」


めちゃくちゃ可愛い私服の柚が転がるように走ってくる


猫耳と振りまくる尻尾が見えるよ……





でも、そんな服の事を褒められるほど俺は余裕がある訳じゃない


「ねぇねぇ……今日可愛い?」


うわっ

上目+小首傾げとかマジない


思わず顔を逸らす






ん?


柚が俺の服の裾を掴んでいる


可愛すぎだカラッっ!!!







「あたし、そんなに可愛くない格好.....?」



んな訳ねーだろっ!



「・・・別に。」



ぐわぁあぁああぁあぁぁあ!
何やってんの!?三秒前の俺ー!


「良かったぁ〜」