「あたしはりおん君が好きだよ! 慎吾くんももちろん大好きだけど、やっぱりりおん君の好きとは違うっ!」

理沙が確認すると、慎吾は首をかしげる。

りおんは照れたように頬を人差し指でかくと、

「じゃあ、結婚しよっか」

「・・・え?」

美佳の頬を両手で包み、そっと口づけを交わした。