gangな恋 2nd



夏帆に促されて視線を移すと、一組のカップルが……、いや、バカップルがいた。




「あ~。ってあいつ等、ここが学校って自覚ないだろ…」


「…場所をわきまえろってのは置いといて。凛、あのバカ二人見てて、羨ましいとか…ああなりたいとかないの?」


「んー…公衆の面前であそこまでくっつくのはちょっと…」


「………」




私の言葉に夏帆はため息をついて、「そういう意味じゃないんだけど…」と呟いた。




私と夏帆がそのバカップルを眺めていると、女のほうが視線に気づく。








おっと…。


これは、やばい。