gangな恋 2nd



昼休み。


私は夏帆と二人で屋上へとやって来た。


普段なら教室とか裏庭にいるんだけど、今日は夏帆のご要望で屋上で過ごすこととなった。


空は快晴。


つい最近まで暑いとしか感じなかった陽射しも、今日はなんだか心地よくて、季節の変わり目を実感できる。




「そっか…菫って人と話したんだね」


「うん。…話したっていうか、私は聞いてただけだったけどな…」




何気ない会話をする内に、先日菫さんと会ったことが話題となった。




「ちゃんとしたかったんだろうね…けじめ」


「けじめ?」




夏帆の言葉の意味が分からず、そのまま聞き返した。


青い空を見上げながら、夏帆は目を細めた。




「…嘘…ついたままの自分が嫌だったんじゃない?」


「………」


「……こーら!しんみりしてんじゃないよ!凛は凛らしくしてればいいんだから」


「いや、だってさ……」


「じゃあ菫さんに同情して、和弥先輩と別れる?」


「っ!それはっ…!」




嫌だ。


絶対に嫌だ。