gangな恋 2nd



「そりゃそーだよな…」




他に誰もいないこの空間に、私の独り言が淋しく響いた。


カーテンを元に戻して、ベッドに横になる。




「………」




和弥、会いに来てくれたじゃん。


それ以上に何を望めってんだよ、私。




「………キス」




「って、何言ってんだよ…はは」




ああ。だめだな、私。


いつからこんなに欲深くなった。


以前の私なら、自分からこんなこと絶対に言わなかったのに。


自分自身に多少驚きながらも、私は自嘲気味に笑った。







聖剛さんと夏帆の関係に変化が生じたのは、それから数日後のことだった。