gangな恋 2nd



……うん。


何て言うの?


さっきまでのふわふわした感覚から、一気に現実に引き戻された気分。




「凛?」


「へっ!?あ!は、はい。気が済みました。ありがとうございました」


「…ふはっ、何だよそれ」


「あっ…あ、ありがと。わざわざ来てくれて…なんか、ごめん……」


「ばーか」




和弥はいつものように私の頭を撫でながら、優しく微笑んだ。


先に家に入るよう促され、私が玄関に足を踏み入れたのを確認した和弥は、『じゃあな』と口パクで合図をした。


急いで自分の部屋に戻って、窓から外を覗いてみる―――けど、そこにはもう、和弥の姿はなかった。