gangな恋 2nd



久しぶりに感じる和弥の温もりに、私の心臓も、一気に脈打つペースが早くなる。


こんな暗がりでも分かるくらい、きっと私の顔は真っ赤になっていると思う。




「凛」


「は、はい」


「クス…凛ってさ、こういう時って急に敬語になるよな」


「………」




一人だけ余裕がないのが悔しくて、和弥の胸に軽く頭突きをしてやった。




「あーもう…いちいち可愛すぎ」




そう言って、抱き締める力を一段と感じながら、私は目を閉じた。


何だろう。誰もいないとは言え、こんな所で抱き締められてるのに。


―――ものすごく、落ち着く。




「これで、気は済んだ?」




そっと温もりが離れて、私の顔を覗き込む。