gangな恋 2nd



「…遅い」


「ごめん。…てか和弥、なんでいんの?」


「………なんでってお前」




ラフな格好の和弥。


自転車を道路脇に停めて、家の塀に寄りかかっていた。


私の言葉にキョトンとしたと思ったら、なんだか呆れた表情へと変わる。




「お前が変なこと言うからだろ」


「え、変なこと?今日?言った?」


「………ったく」




和弥は私に近づくと、ぽんっと頭に手を乗せて微笑んだ。






「お前が、“会いたい”なんて可愛いこと言うからだろ」




その瞬間、私の頭は思考停止した。