gangな恋 2nd



「なーにさっきから暗い顔してんのよ」


「…別に、暗い顔なんてしてないよ」


「……さては、和弥くんとなんかあったな」




お風呂から出て、リビングでテレビを見ていると、お母さんから痛いとこをつかれた。


なんでこう、お母さんっていつも私のことお見通しなんだろう。




「べ、別にそんなんじゃないし!ただテレビ見てただけじゃん」




慌てて否定すると、お母さんは可笑しそうにフフっと笑った。


私が和弥と付き合い出したと知ったとき、お母さんはすごく嬉しそうに「おめでとう」と言ってくれた。


なんだか照れ臭かったけど、和弥とのことでお母さんには相当な心配をかけてしまったから、お母さんが喜んでくれたことが私も嬉しかった。


まあ、それからは毎日のように弄られるんだけど。