gangな恋 2nd



メールの内容は、たった一言。


言いたくても言えなかった“会いたい”。




じーっと画面を見つめて、5分くらい経った。




「ふう…」




あとは送信するだけ。なのに、なんでボタンを押せないんだろう。




和弥に会いたい。会いたくて、声が聞きたくてたまらないのに、ボタンを押すだけなのに、ウジウジしてしまう自分が嫌だ。




「んー…っん!」




ぎゅっと目を閉じて、私はボタンを押した。


目を開けると、『送信中』の文字が画面に映る。




「ぬあーっ!やっぱ無理!!」




どんだけヘタレなのか、私はキャンセルボタンを押してしまった。