gangな恋 2nd



カラオケを出て、少し暗くなった空を見上げると、遠くから走ってくる足音が聞こえた。


その方向を向くと同時に、私は突然表れた人物に肩を掴まれた。




「っ凛!」


「んゎ!和弥!?…んでここに?」


「なんでって…聖剛から連絡きたんだよ」


「え……」




息を整えながら汗を拭う姿は、いつもより一層輝いて見えて、私は思わず見とれてしまっていた。




「凛?」


「はっはい!?」


「あいつに、何かされたのか…?」




………。


な、何かって………。




―――ソファーに押し倒されました、なんて。




言えるわけない !


私はブンブンと首を振った。