gangな恋 2nd



私の上から体を戻した聖剛さんは、力なく笑った。




「あーあ…。やっぱ凛ちゃんはすごいよね。あの和弥が惚れるわけだ」


「今のは和弥、関係ないと思いますけど」




私がそう答えると、「やっぱりすごい」と言って聖剛さんは笑った。


何がすごいのか全く分かんなかったけど、とりあえず私も体勢を戻して、聖剛さんの横に座った。




相変わらず流れ続けるBGMを聞きながら、聖剛さんは何かを考え込んでる様子だった。




「…ごめん、凛ちゃん」


「え?」




沈黙を破ったのは聖剛さんだった。


でも―――




「ごめんね。今はまだ何も言えないんだ…」




それだけ言うと、聖剛さんは今度こそ黙りこんでしまった。