gangな恋 2nd



そんな私の気持ちなんて知りもしない和弥は、私の耳元に顔を寄せると、




「…可愛すぎ」




そう優しく囁いて、ちゅ――っと耳にキスをした。




「!!!ぎゃーっ!み、耳!耳!」


「クス、声でけーって」




私が真っ赤になってるのをいいことに、今度はおでこ、目尻、頬っぺたにもキスを落としていく。




誰か助けてください。


心臓が持ちません、まじで。




完全に固まった私を見て、和弥は面白そうに笑った。