gangな恋 2nd



ついに耐えられなくなって、視界がボヤけてきた。


ああ、最悪。


終わったな、私の初恋。




でも、ちゃんと気持ち言えたんだ。


私はまた顔を俯かせて、静かに目を閉じた。




すると、




「はぁ…っ、そういう意味かよ」




聞こえてきたのは、少し呆れたような和弥の声だった。