gangな恋 2nd



『あ、村上?』


「うん…」


『…村上、先輩に聞きたいことあんじゃねーの?』


「え?」


『それに言いたいことも』




ドクンと、心臓が脈を打った。




和弥に言いたいこと―――


そうだ。私、決めたんだ。




「………」




確かな鼓動を感じながら、私はゆっくりと和弥を見た。


その視線に気付いたのか、和弥も私を見つめ返す。




「うん、あるよ」




私がそう答えると、顔は見えないけど、電話の向こうで生嶋が笑った気がした。