gangな恋 2nd



ブツブツ生嶋と言い合いながら、私達は片付けを進めていった。




「げっ、携帯がねぇっ!」


「は…?」


「やっべぇ…どっか落としたのかも」




掃除も大方終わったとき、生嶋がいきなり叫びだした。


生嶋はポケットとか色んなとこを探すけど、お目当ての携帯は見つからない様子。




「そうだ、村上……携帯貸してくんね?」


「へ?ああ、いいよ。…ほい」


「サンキュー、俺の携帯鳴らしてみるわ」




そう言って自分の番号へ電話をかける生嶋。


だけど、どこからも着信音は聞こえなくて、どうやら倉庫の中にはないみたいだ。




「ちょっと携帯借りてていい?その辺探してくるわ」


「行ってらっしゃーい」