gangな恋 2nd



「生嶋が悪いわけじゃないでしょ。普段から片付けてないのが悪いんだ」


「ははっ、それ、先生に言ってやれよ」




部活で学校に来ていた生嶋が、タイミング良く先生につかまって、ここの掃除を頼まれたらしい。


そして生嶋から手伝ってほしいと連絡があった。


なんで生嶋一人?って思ったけど、断る理由もなかった私は、すんなり承諾した。




「…にしても暑すぎるー。溶けるー」


「…溶けるわけねーだろ」


「うるさいな~生嶋~ジュース~」


「自分で買ってこいよ」


「ちぇっ、生嶋のケーチ」