「んー、微妙に正解」
綾さんはコーヒーを飲みながら、またクスリと笑う。
「ちょっとね、とあるガッコーの理事長的な…?」
「りっ!?理事長!?りり、理事長って…!」
「あははっ、そんな大した仕事じゃないわよ?色々面倒なこともあるし…」
「…り、理事長…すげー…」
「ふふっ、大変なのよ。それより…凛、あんた今日泊まっていきなさい。そんな顔して、恵里菜のとこに帰せないわよ」
「あ………」
綾さんに言われて、私はそっと自分の頬に触れた。
血は出てないものの、やっぱり夏帆に殴られたところはヒリヒリと痛かった。
明日には青アザになりそうだ。
「…お言葉に甘えます」
こうして、私は綾さんのマンションに泊まらせてもらうことになった。


