gangな恋 2nd



あれから、私は綾さんのマンションへと招待された。


そして今、そのマンションを見上げている。




「…で、でかい」




なんて言うか、うん。


高級マンションってやつだ。




「ほら、置いてくわよ~」


「ぁ…はい…」




高級マンションに足を踏み入れるのは初めてで、しかも今は特攻服姿だから、なんだか場違いな気がしてならなかった。




「はい、どーぞ」


「いただきます…」




綾さんが用意してくれたのはホットミルク。


シンプルな内装に、シンプルな家具や食器―――


綾さんの雰囲気にピッタリなこの部屋は、すごく落ち着く空間だった。




「そういえば綾さん、仕事って何してるの?」


「ん~?何だと思う~?」


「えーっと……どっかの女社長?」




質問を質問で返されて、すっごくテキトーな言葉しか返せなかった。