gangな恋 2nd



「え…」




それは透き通るような、女の人の声。


私が振り向いた先にいたのは、黒いスーツにサングラスをかけた女性だった。




「………」




何となく知っているような気がしたけど、サングラスのせいか、その素顔が分からない。


この人……誰!?




私が困った表情を浮かべると、女の人はクスリと静かに笑った。




「久しぶりの再会ってのに、反応薄っ!」


「え?えぇ?」


「この私を一目で思い出さないなんて…」




え!?この人、私の知り合いなの?


余裕を持った女の人に対して、私はオロオロするばかりだった。