「夏帆…」
ちゃんと家に帰ったかな?
怒ってるよね、きっと。
今までずっと側で嬉しい時も、悲しい時も過ごしてきたけど………
さすがに嫌われちゃったかな…?
それとも、何とも思ってないとか……
「ははっ、それだったらちょっと悲しいかな…」
この気持ちのモヤモヤはいつかは消えるんだろうか…?
そしたら、夏帆にちゃんと謝れるかな?
自分を嘲るかのように笑うと、私は夜空を見上げた。
夏帆…、ごめんね。
空を見上げたまま、目を閉じた―――その時だった。
「おーい、そこの物思いにふけってるオネーサン」
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