gangな恋 2nd



ポツリと呟くと、私は夏帆に背を向けて歩き出した。


不思議な気分だった。


何を考えるでもなく、ただただ無心で歩いた。




しばらく歩いて、街の喧騒に足を止める。




いつものように、悪騒ぎしてる奴等を倒して、竹ちゃんに連絡して。




「はぁ……」




何やってんだろ、私。


私のことを心配して、体をはって止めようとした夏帆と喧嘩して。


心にぽっかりと穴が空いたかのように、私の表情からは生気が失われていた。