「あ、凛さん、夏帆さん。今週末、また集まるんですけど、どうですか?」 ちょうど眼鏡をかけた時に、美咲が口を開いた。 「そうえいば、しばらく集まってなかったね」 「…だな。夏帆、行く?」 「凛が行くなら行くよ」 「分かった。…ってことで美咲、うちらも参加な」 「了解しましたーっ!」 そうこうしてる間に予鈴が鳴って、私達はそれぞれの教室へと戻った。 夏帆は、和弥からメールが来たことをお見通しだったらしく、またからかわれてしまった。