ヤンキー女子高生と早坂先生




手が上がって下がるとこなんて初めて見た。



いつものいくみならそのまま上がって殴ってんのに。



必死に押さえてる。



「いい加減に認めたらどうだ。わたしがやりました。って言うだけだぞ。」



竹内は済ました顔で言う。



腹立つ。



いくみは、竹内を思い切り睨んだ。



「なんだ!その目は!暴力しかできないくせに。何様だ!」