「直樹わりー。もう少し付き合ってくれ」
秀樹はそう言うと、子供の頃二人で遊んでいたキャッチボールの始めた。
(――最初はグラブなんて無かったな。
あれはあれで楽しかった)
グラブを外し、お手玉のようにボールを上に投げては取る秀樹を直樹は首を傾げながら見ていた。
(――もしかしてキャッチボールか?)
直樹はその答えに満足するかのように、身構えた。
何時ボールが飛んで来てもいいようにと思って。
『体に負担のかからない投げ方は、力のロスをなくし、無駄のないフォームを作る事』
以前カーブを教えてくれた前任コーチが言っていた。
(――果たして今、自分に出来ているのか?)
秀樹はもう一度その意味を考えてみようと思った。
(―――力のロスをなくす?
いや、出来てない。
俺の場合無駄に力んでる。
――無駄のないフォームを作る?
――これも駄目だ)
直樹にタイムをかけて一旦マウンドを降りた秀樹。
呼吸を整えてから仕切り直しに又入った。
秀樹はそう言うと、子供の頃二人で遊んでいたキャッチボールの始めた。
(――最初はグラブなんて無かったな。
あれはあれで楽しかった)
グラブを外し、お手玉のようにボールを上に投げては取る秀樹を直樹は首を傾げながら見ていた。
(――もしかしてキャッチボールか?)
直樹はその答えに満足するかのように、身構えた。
何時ボールが飛んで来てもいいようにと思って。
『体に負担のかからない投げ方は、力のロスをなくし、無駄のないフォームを作る事』
以前カーブを教えてくれた前任コーチが言っていた。
(――果たして今、自分に出来ているのか?)
秀樹はもう一度その意味を考えてみようと思った。
(―――力のロスをなくす?
いや、出来てない。
俺の場合無駄に力んでる。
――無駄のないフォームを作る?
――これも駄目だ)
直樹にタイムをかけて一旦マウンドを降りた秀樹。
呼吸を整えてから仕切り直しに又入った。


