ドアを静かに閉め、施錠する。
美紀は又……
そのまま正樹を見つめた。
ドアからベッドまでが遠く感じる。
もし珠希だったらこうは感じないだろう。
美紀はその時、やはり正樹を愛したのは自分自身だったと思った。
今……
この場に自分が居るのは珠希が導いたからではない。
そう感じた。
思い詰めたように、美紀がベッドへと向かう。
正樹が眠っているダブルベッド。
珠希の香りがする。
美紀は一瞬戸惑った。
今の自分と同じ香り。
次の瞬間。美紀は恥じらいに目覚めた。
それでも愛する気持ちがそれを上回った。
美紀はゆっくりバスローブを脱ぎ、正樹の寝ているベッドに潜り込んだ。
美紀は又……
そのまま正樹を見つめた。
ドアからベッドまでが遠く感じる。
もし珠希だったらこうは感じないだろう。
美紀はその時、やはり正樹を愛したのは自分自身だったと思った。
今……
この場に自分が居るのは珠希が導いたからではない。
そう感じた。
思い詰めたように、美紀がベッドへと向かう。
正樹が眠っているダブルベッド。
珠希の香りがする。
美紀は一瞬戸惑った。
今の自分と同じ香り。
次の瞬間。美紀は恥じらいに目覚めた。
それでも愛する気持ちがそれを上回った。
美紀はゆっくりバスローブを脱ぎ、正樹の寝ているベッドに潜り込んだ。


