トリプルトラブル【完】

 美紀が目を覚ますと、正樹はペンライトで地図を確認していた。

「図書館に行ってみる?」

正樹の言葉に素直にうなづく美紀。

美紀は自分の行為を恥じていた。
正樹を苦しめる事だと頭の中では理解していた。

それでも抱いてほしくてたまらかった。

だから意を決して潜り込んだのだ。




でも何もなかったかのように優しく正樹は接してくれている。

正樹にはすまないと思いながらも、子供としか見てくれていないことを哀しんでいた。