そんな…
断言しなくても…
「そ…そうですか…」
う~…
痛い…
頭をさすりながら起き上がると
「ほら。」
玲也が手を差し出す
少し躊躇しながら手をとると
そのままグイッと引っ張られた
「あ…ありがとう…」
「いーえ」
「じゃぁ俺、そろそろ帰るな。」
「うん。」
「明日、学校来いよ?
月曜だかんな。
まぁ
秀才で性格のいい"由香里様"なら
大丈夫だろうけど?」
「え…
あ…も…もちろん!!」
「ふ…
楽しみにしてるよ
じゃあな」
バタン…
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――
ヤバいな…

