チェンジ!!



は?


「なに

キスされるとでも思った?」

玲也の意地悪な顔が目の前に広がる

「な!!

そ…そんなことっ

考えてるわけないじゃん!!」


あぁ~!!

くやしぃ~


目の前では

ククッ

って笑ってる玲也がいる


「も…もぉ~
下ろしてよ~!」

玲也の胸を叩いて訴えると

「ほら☆」

え!?

いきなり玲也が腕を離した


おっ落ちるっっ!!

ギュッと目を瞑ると…



あれ


痛くない


そっと目を開けると

玲也があたしの手を引いていた


「びっくりした?」