チェンジ!!

「……。」

「無視すんなよ。」

顔も会わせづらいのに

話せるわけないじゃん。

「あー…と…その…
この前は…ごめん…。」

その言葉に少しびっくりした

だって、あからさまに玲也は



プライド高そうなんだもん。


だから自分から頭を下げるなんてしないと思ってた

あたしが返事に困っていると

「おい、聞いてっか?」

「へ!?あ…はい…。」


それしか答えられない…

よくわからないけど

玲也の顔が見れない。

ただでさえ

玲也がへやに入ったときから

心臓がうるさい。

………病気?

風でも引いたのかな…

でも、心臓がうるさい病気なんて聞いたことない

う~ん…

「……おーい。
大丈夫かー?
なに一人で百面相ごっこしてんの~?」

は!?

「百面相ごっこ!?」

「してたでしょ?」

「してない!!そんな変な遊び!!」