チェンジ!!


いくらなんでも、

さすがにわかるだろ?

こいつ…マジで…ほんとに由香里?

だんだんと

俺の中の違和感が膨らんでいく…

「あ…あのぉ…。」

「お前、マジで由香里?」

気になった俺は由香里の言葉を遮った。

「おい、聞いてんの?」

「き…聞いてるよ…。」

明らか怯えてる。

「なら答えろよ。
 お前は由香里か?」

「う…うん…」

嘘だ。

ほんとに由香里なら

『あんたは馬鹿?
 まぁ馬鹿ならしょうがないけど
 冗談言うならもっとうまくなってから
 言いなさいよ。』

って言ってるはず…

でも、一応、聞く。

「ほんとに?」

そう言って顔を

近付けてみる。

明らか動揺してんじゃん。

でも、面白いから…

「………ま、いいや。」

問い詰めようと思ったけど、

こいつの嘘を聞くのも面白いし。

「え?」

「あ?」

「いや…
 何でも…。
 てか
 いいなら離してほしいんですけど…」