チェンジ!!


―――そして 何だかんだで対面の時が来ちゃいまして…――


まぁ…

なに言えばいいのか

全くわからないので…

もちろん、

沈黙ですよ。

当たり前じゃないですか、

初対面ですよ?

馴れ馴れしく話せと?

無理!!

そんなパニック状態のあたしを他所に

何故か

あのクソデカイ

ベッドの上に

悠々と座っている

許嫁こと玲也さんが、

「………おい。」

「はっはいっっ!!」

びっくりして変な声出たぁぁ(泣)

「…お前、大丈夫か?
 いつもの女王様ぶりは
 どうしたんだょ、」

じょ、女王様!?

由香里、いつでも女王様なのかよ!!

なんて答えればいいの!?

えっと…

「きゅ…休業中…?」

「なんで語尾に『?』つけてんの?
 質問してんの俺なんだけど。」

そう言って

玲也が立ち上がる。