チェンジ!!


と返事した。

セシルさんがドアを開けると

ここは
部屋なの?

っていうくらい広くて
思わず

「…デカッ!!!」


とデカい声で言ってしまった

ヤバッッ!
そう思って

マリアさんとセシルさんを
そっと見ると

2人とも少し笑っていた


一気に恥ずかしくなってうつむいていると

マリアさんが

「いつもと同じで構いませんよ?

 これから
 しばらくはここで生活するんですし
 敬語も使わなくていいですよ。

 ここでは
 ”お嬢様”なんですから」

「え…そうですか?