少しくらい引き留めてくれたっていいのに… ―――コンコン――― 「はい?」 「お姉ちゃん?」 そう言って顔をのぞかせたのは 妹の茜だった。 茜は妹で今は小学3年生。 あたしにとてもなついていて あたしもメチャクチャ可愛がってる 最愛の妹♥ 「茜?どうしたの?」 「お姉ちゃん明日からどっか行っちゃうの?」 茜が寂しそうに言う。 それを聞くと こっちまで寂しくなってくる。 「あぁ…うん。 ちょっとね。 でもいつでも会えるから。 大丈夫でしょ?」 それを自分に言い聞かせるよに…