「はい、シュウ、ご飯だよう。」
みゃーみゃー鳴きながら、傍に寄ってくるシュウ。
そんなシュウの頭を撫でながら独り言のように呟いた。
「シュウも狂くんに会いたいよねぇ。狂くんは世界一良い男なんだよぅ。」
私の話を理解してるのかしてないのか、必死にむしゃむしゃキャットフードを食べている。
何か寂しくなってきた。
ごはん食べる気しないな…。狂くんに会いたい。
……………
…………………
……………………………
「りあ……犂愛……」
「う~ん……」
「お前、まじ起きろって。」
「や…あと少…し」
「いや、起きろって、せめて寝んならベッドで…」
「きょおくんがあってくれないから……」
「チッ……」



