式が終わるとほとんどの女子は先輩たちの名札を貰おうとしている。
昔で言う、第2ボタンだ。 今は名札を渡すのが流行っているらしい。
「先輩も…狙われてるんだろうなぁ…」
私は屋上で一人、呟いていた。
そのとき後ろから声がした。
「こんなとこにいたのか。探したぞ。…ほら」
沖野先輩が、私に名札と…第2ボタンを渡す。
「第2ボタン…いいんですか?」
「当たり前だろ?お前は俺の女だ」
胸を張って言っている。
…先輩、私すごく嬉しいです。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…