「で、ですよね!頑張って、痩せなきゃ、とか思ってたんですよ~。なんか、もっと気合い入りました。…じゃぁ、戻りますね」 先輩を見て、心配をかけたくなくて無理に笑った。 …バレちゃったかな…? でも私はそんなこと考えてる余裕はなくて、行き先は決まっていないままがむしゃらに走った。 ―――――