いじわるだけど好きな人


「樋浦!!!!」

私を呼んだ。
そのとき、目の色が変わった。

「…お前等…樋浦離せ…。離せよ!!!」

そこには、いつもの意地悪だけど優しい先輩はいなくて…。

ただただ、冷たくて、怒っている先輩がいた。


そのとき私はハッとした。今…男たちの目は沖野先輩に集まってて…。

…いく…!せっかく先輩が助けにきてくれたんだから…。

私は、上に乗っかっていた1人の男を蹴った。

「ぐはっ…。」