裏口から家に入ると、家族は皆眠りについていた。
ふと時計を見ると、2時30分を回っていた。




部屋に着くと、涙が目から溢れだした。
邪魔だったんだな…
そんなこと言われたの初めてだった。


もうあそこには行けない。そして管理人さんにも会えない。
そう考えるとまた涙が溢れだした。


私は折り畳み傘をプラネタリウムに置いてきたことを、朝目が覚めるまで忘れていた。