車がゆっくりと動き出した。 家に着くまで私と田渕先生は話が尽きなくて、ずっと話をしていた。 学校やゲームの話とか。数え切れないぐらいたくさん話をした。 その間は楽しすぎて、ずっと笑っていた。 多分笑っていない時間なんてなかったと思う。 それぐらい幸せな時間だった。